レンタルバイクの新しいサービスとして2022年から始まったMotobase(読み:モトベース)。始まったばかりのMotobaseがどういうサービスなのか。基本的なレンタルバイクの借り方から料金体系まで、徹底的に解説します。初心者に向けてわかりやすく説明しますが、もしわからない点があれば、Q&Aや問い合わせフォームもご活用ください。
レンタルバイクのMotobaseとは?特徴を解説!
Motobaseはこれまでのレンタルバイクの常識を変える新しい形のレンタルバイクサービスです。大きく3つの特徴を解説します。
レンタルバイクの利用料金が安い。15分単位の課金システム!
よく「レンタルバイクは高い」という話を耳にしませんか?レンタルバイク市場は大小様々な企業が運営していますが、カーシェアリングやレンタカーに比べて料金が高めになっていることが多いのです。料金が高い理由としては
- 車に比べて利用者が少ない
- レンタルできるシーズンや天候の影響を受けやすい
- 事故が起きやすため、保険が高額
などが挙げられます。また、料金体系も利用した時間だけ料金がかかるシステムではなく、「8時間12000円(補償は別料金)」「ツーリングプラン(8時間10000円)」といったパックシステムが目立ちます。
Motobaseではレンタル料金を安く抑えられるよう、レンタルした分だけ課金するシステムを導入しています。また、4時間以上ご利用いただくことで、レンタル料金が安くなることや、平日利用で20%割引があるといったことも特徴的です。2022年6月現在の料金表は以下の通りです。
排気量 | 15分毎の料金 | 利用4時間以降の15分毎の料金 |
4時間利用時の料金 ※()内は平日利用時 |
8時間利用時の料金 ※()内は平日利用時 |
---|---|---|---|---|
〜125cc | 210円 | 140円 | 3360円(2688円) | 5600円 (4480円) |
126cc〜250cc | 310円 | 240円 | 4960円(3968円) | 8800円 (7040円) |
251cc〜400cc | 410円 | 340円 | 6560円(5248円) | 12000円 (9600円) |
401cc〜600cc | 510円 | 440円 | 8160円(6528円) | 15200円 (12160円) |
601cc〜900cc | 610円 | 540円 | 9760円(7808円) | 18400円 (14720円) |
901cc〜 | 710円 | 640円 | 11360円(9088円) | 21600円 (17280円) |
レンタル料金を安くしているのは月額会員制を導入しているから!
Motobaseは他社よりも安くレンタル料金を設定している一方で、月額会員制を導入しています。これはレンタルをご利用いただくには月1200円の会員になる必要があるというものです。「なんだ8時間8800円でバイクをレンタルしようと思ったら1200円更にかかって結局1万円か…」と思われるかもしれませんが、この月1200円には以下の会員特典が含まれています。
- 対人対物無制限の任意保険
- レンタル利用時のUSBケーブルや胸部プロテクターなどの小物の貸出
- 別拠点から違う車種の輸送サービス
加えて、現在利用後の口コミ投稿で1200円分のレンタル利用クーポンの発行も検討しており、会員になることのメリットをこれからも皆さんにお届けできるよう、サービスの改善を考えております。レンタルバイク事業はどうしても季節の影響を受けやすく、1年間安定した収益を上げて事業を継続するのは難しいと考えております。そのため、この月額会員費はサービス存続に必要不可欠です。会員のみなさんと一緒にこのユニークなレンタルバイクサービスを育てていきたいと考えておりますので、ぜひ会員になっていただけると嬉しいです。
無人コンテナからバイクを借りれ、24時間出発と返却が可能!
従来のレンタルバイクはバイク屋が営業を開始する時間から、閉店の時間までしかバイクを借りることができませんでした。そのため、朝早くから出発して涼しい時間に走りたいと思っても、開店の早い店舗を探すか、前日から長時間パックを使って一晩中借りるしかありませんでした。
そんな中、近年車を所有しない形として注目を集めていたカーシェアリングの形を真似して始まったのがMotobaseです。カーシェアリングの場合は無人駐車場から車を出発しますが、バイクは車に比べて盗まれやすく、防犯の観点からレンタルボックスと呼ばれるコンテナを利用しています。レンタルボックスを活用することで、開店と閉店の時間を気にすることなく、24時間ご自身でバイクをレンタルできるようになっています。
この記事ではレンタルバイクのMotobaseの特徴をお伝えしました。実際にレンタルできる拠点やレンタルバイクの一覧は以下の記事で紹介していますのでぜひご覧ください。まだまだ始まったばかりのMotobaseをどうぞよろしくお願いいたします。